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「豪雨よりカジノ審議」。野党が石井啓一国土交通相 出席批判

毎日新聞




 安倍政権の豪雨被害対応への批判を野党が強めている。

10日は、石井啓一国土交通相がカジノを含む統合型リゾート(IR)実施法案の担当として参院内閣委員会に

約6時間出席するのを優先したことに批判が集中した。




 国民民主党の矢田稚子氏は「一刻を争う状況でカジノ法案の審議をしていていいのか」とただした。

石井氏は「審議のあり方は国会で決めていただく」と語るにとどめた。




この審議は野党が休戦を主張する中、9日に柘植芳文委員長(自民)が職権で開催を決めた。




 立憲民主党の辻元清美国対委員長は党会合で「国交省が中心とならないと、道を開けるなどができない。

人命第一と言いながらカジノ第一だ」と批判。




共産党の小池晃書記局長もBS11の番組で「土砂災害の最高責任者は国交相。

国会に座っている場合ではない」と指摘した。




 一方、大雨の予報が出ていた5日夜に、東京・赤坂の議員宿舎で「赤坂自民亭」と称する飲み会が

開かれたことへの批判も続く。




安倍晋三首相ら自民議員数十人が参加し、西村康稔官房副長官や片山さつき参院議員がツイッターに

写真を投稿。




首相や小野寺五典防衛相のほか、翌朝にオウム事件の死刑囚7人の刑執行を控えた上川陽子法相らが

写っていた。

「和気あいあい」(西村氏)、「大変な盛り上がり」(片山氏)のコメントもあった。




 これに対し立憲の蓮舫参院幹事長は10日、「責任感があまりにも欠如している」と記者団に語り、

社民党の又市征治党首も記者会見で「初動対応を疑問視せざるを得ない」と批判した。




自民党の森山裕国対委員長は10日の会見で「こんな大きな災害になると予測できなかったと思う」

としつつ、「できるだけ慎んだ方がいい」と語らざるを得なかった。




公明幹部は「宴会をやるなとは言わないが、なぜネットに写真を流すのか」と嘆いた。

【遠藤修平、立野将弘】
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