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(過去記事)豊田家御曹司・豊田理彰。女子大生に内定と引き換えに肉体関係を強要


ビジネスジャーナル

アイシン・エィ・ダブリュの本社(「Wikipedia」より/アラツク)



  トヨタ自動車グループで、主要部品の自動車用自動変速機(AT)やハイブリッドシステムの

開発・生産を担当している「 アイシン・エィ・ダブリュ(以下、アイシンAW)」(本社・愛知県安城市)

で、とんでもない不祥事が起こった。




 「不祥事」とは、同社製造本部副本部長の豊田理彰氏が今夏、就職を希望する女子大生に、

内定との交換条件に肉体関係を迫ったとされる問題だ。

その女子大生や保護者がすでに、会社と理彰氏個人を相手に訴訟の準備に入っている。




 この理彰氏は、トヨタの創業家に連なる人物で、トヨタグループの礎を築いた豊田佐吉翁のひ孫、

トヨタグループの総帥・豊田章男トヨタ社長とは親族である。




「佐吉翁には、平吉氏、佐助氏の2人の弟がおり、理彰氏は、佐助氏の長男で

アイシン精機社長などを務めた稔氏の子息。




ただ、稔氏の本妻の子ではなく、高級クラブのホステスとの間の子どもで、のちに稔氏が認知した」

(トヨタ関係者)





 アイシンAWはトヨタの下請けといえども、2015年3月期は売上高1兆2727億円を計上する

巨大グローバル企業。





社外取締役には内山田竹志トヨタ会長、監査役には須藤誠一トヨタ副社長、

佐々木眞一元トヨタ副社長ら錚々たる顔ぶれが並ぶ。





理彰氏の肩書は製造本部副本部長で、社内の待遇を示す階級は「参与」

役員直前のポストだが、犯した行為はとても名門大企業の幹部が取る行動とは思えず、おぞましく卑劣だ。






 理彰氏と女子大生のやり取りはチャットツール「LINE」上でも「証拠」として残っており、

「あなたの能力ではうちの会社には受からないから、私と特別な関係を持てば、親戚扱いにして入社させてやる」

といった趣旨の発言をし、嫌がる女子大生に迫っている。





そして、その女子大生が断ると、「採用は絶対にない」「友達を紹介してください」といった返事を送っている。

強要とみられても仕方ない行為といえるだろう。





 この問題については、すでに雑誌「週刊金曜日」(金曜日)が報じており、同誌によると、

女子大生がアイシンAWの面接試験に落ちた直後に、父親宛に匿名の手紙が届き、

娘を誹謗中傷し、脅迫と見られても仕方ない文面が書かれていたという。

卑劣極まりない。






問われる一流企業としての「責任」

 この理彰氏、「甘やかされて育って、大人になっても自制心が利かない。

仕事にも前向きではない。

会社も創業家ということで特別扱いして、ちやほやしている」と指摘する名古屋の財界関係者もいる。

私立大学卒で年齢も40代前半だが、特別扱いの昇格によって役員直前のポストに就いている。





 今後、訴訟や社内調査などにおいて理彰氏の行為が事実と認定されれば、通常の企業であれば

懲戒処分は免れないし、場合によっては懲戒解雇もあり得るが、おそらくアイシンAW

うやむやにして握り潰すだろう。

会社側にも甘やかせてきた道義的責任は十分にあるのではないか。




 現在、トヨタはアベノミクスのよる円安の恩恵を受けて、業績は絶好調で過去最高益を更新している。

このため、トヨタグループの下請け企業もその恩恵にあずかる一方で、

グループ内には「緩み」「驕り」も出始めている。





系列販売店でも、名古屋の高級ホテルで常軌を逸した懇親会を実施して、急性アルコール中毒の社員が続発、

ホテルから今後の出入り禁止の要請もあった。





理彰氏が取った行為も、自分は創業家だから、自分は日本経済をけん引しているトヨタグループの

幹部だから、何をやっても許されるという「驕り」以外の何物でもない。





 トヨタグループには、日々仕事に汗水をたらし、こつこつ努力を積み上げるタイプの社員も多い。

そうした一人ひとりの努力の積み重ねが今の栄華を築いてきた。





しかし、理彰氏の取った行為は、こうしたこれまで努力してきた一人ひとりの従業員の顔に

泥を塗るに等しい行為で、会社のイメージも大いに損なわせる。

(文=編集部)
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